2021年– date –
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相続
お墓は相続財産になりません では誰が引き継ぐの?
大切な人が亡くなり、悲しみに浸るのも束の間、残された親族は、遺産相続の手続きを進める必要があります。 遺産分割の際、遺産分割の対象となるものを、相続財産(そうぞくざいさん)といいます。 実は、故人の残した全ての財産が、分割の対象にな... -
相続
遺留分とは? 遺言で自分だけ遺産が受け取れない場合でも安心
みなさんは、遺留分ていう言葉を聞いたことはありますか? 例えば、実の父が、2人兄弟の弟に対し財産をすべて相続させるという遺言を残して亡くなったとします。 父は、2億円もの預金と広大な土地の財産がありました。 兄であるあなたは、自分... -
相続
相続人になれない場合 相続欠格事由と被相続人の排除について
民法は、886条以下に規定で、相続人になる者の範囲を規定しています。 配偶者や子、直系尊属、兄弟姉妹等が相続人として規定されています。 他方で、民法は、本来相続人になるはずの者が相続権を失う場合についても規定しています。 そこで、今回... -
相続
相続放棄って何?どうやるの? 相続放棄のやり方について解説
皆さんは、誰かの遺産を相続したことはありますか? 実は、相続は、不動産や預金などのプラスの財産だけではなく、借金等のマイナス財産も相続するって知っていましたか? 被相続人の借金等のマイナスの財産の方が、不動産や預金などのプラスの財産よりも... -
遺言
遺言書が2通以上ある場合の対処法 どちらの効力が優先するの?
遺言書が、2通以上発見された場合、遺言書の効力はどうなるのでしょうか? 遺言書は、1通しか作れないというルールはありませんので、何通でも作成可能です。 実際、複数の遺言が発見される事案は、実務ではあります。 遺言を作成しない人は一つも作らな... -
遺言
遺言書の検認 封印してある遺言書は裁判所で開封しないといけないって知ってた?
公正証書遺言以外の遺言書は、相続人だけで開封し、その内容を確認してはいけない決まりなの知っててましたか? 今回は、遺言書の検認手続きについて、解説します。 【遺言書の検認とは】 公正証書遺言以外の遺言は、被相続人の死後、すなわち相続開始後に... -
遺言
【自筆証書遺言】作成するうえで守るべき4つのルール
いつでも気軽に作成できる自筆証書遺言。 しかし、作成が簡単そうに思える自筆証書遺言には、法律で作成に関するルールがあるのを知っていましたか? 実は、書き方を間違えると、せっかく書いた遺言が無効になってしまうのです。 そういった失敗をしないよ... -
遺言
【遺言の種類と特徴】 公正証書遺言と自筆証書遺言どっちが良い?
遺言の種類は何種類あるか知っていますか?また、それぞれの遺言の違いについて知っていますか? 遺言を作成するうえで、押さえておきたい重要なポイントは? そこで、今回は、遺言の種類とそれぞれの特徴について、弁護士が解説します。 【】 遺... -
交通事故
人身事故の損害の種類【示談する際に最低押さえておきたい知識】
人身事故の被害にあった場合、相手方に請求できる損害は、何があるでしょうか? 今回は、人身事故の被害者に生じる可能性のある損害について解説します。 【通常のけがで発生する損害項目】 1 入通院慰謝料 入通院期間や日数に応じた慰謝料が請... -
交通事故
物損事故で慰謝料は請求できるか?
買ったばかりの新車が事故にあったので、非常に精神的なショックを受けている。相手方に対し、慰謝料を請求できないか?という相談を受けることがあります。 このような場合、物損事故の慰謝料の請求はできるのでしょうか? 【【結論】】 原則、物損... -
交通事故
保険会社が提示する示談金の額の妥当性
交通事故の被害者は、加害者に対し、生じた損害に関し損害賠償請求をすることが出来ます。 加害者が自動車保険に加入していた場合、基本的に保険会社が加害者に代わって示談交渉の相手方になります。 そして、治療が終了した後、保険会社から示談金... -
弁護士に関する知識
着手金と報酬金、弁護士費用を2回払う理由
依頼者が、弁護士に支払うお金には、着手金(ちゃくしゅきん)と報酬(ほうしゅう)の2種類があります。皆さんは、この2つの違いが分かりますか? 今回は、着手金と報酬金について、それぞれの意味について解説します。 【の意味】 ⑴ 着手金とは、...